「白無垢に綿帽子を合わせたいけど、かぶる時の注意点はあるのかな?」
「綿帽子が似合う白無垢スタイルにするためにはどうしたらいいか知りたい!」
綿帽子は花嫁衣装のなかで最も格式が高く、かぶる際の注意点があるなら知っておきたい花嫁さんも多いでしょう。
白無垢に綿帽子という姿は、一生に一度の特別なもの。
後悔のないように美しく着こなしたいですね。
そこでこの記事では、
について紹介します。
結婚式やフォトウェディングで白無垢に綿帽子を合わせたいと思っている花嫁さんは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
綿帽子をかぶる際の注意点5つ
かわいくて上品な印象のある綿帽子ですが、実際にかぶる際には注意する点もあります。
綿帽子をかぶる際の注意点5つはこちら。
綿帽子をかぶる際の注意点5つ
- ヘアスタイルが隠れてしまう
- 暑くて重い
- 表情が見えにくい
- 歩きにくくなる
- 準備に時間がかかる
注意するべきポイントを知らずに本番を迎えてしまうと、「綿帽子をかぶって後悔した…」なんてことにもなりかねません。
綿帽子がどんなものかをよく知り、注意点を分かったうえで着用しましょう。
1.ヘアスタイルが隠れてしまう
綿帽子をかぶると、ヘアスタイルや髪飾りはほとんど隠れてしまいます。
そもそもの綿帽子の役割はウェディングベールと同じで、結婚式が終わるまで新郎以外の人に顔を見せないようにするためのもの。
綿帽子をかぶってヘアスタイルが見えなくなるのも仕方がないことです。
ヘアメイクにこだわりがあり、時間やお金をしっかりかけているのに見えなくなるのが残念だという人は、綿帽子を着用するかどうか事前に考えておきましょう。
2.暑くて重い
綿帽子は意外と重いので、長時間かぶっていると頭が重く感じてしまうことも。
顔を覆ってしまう綿帽子は外からの風が入らないので、特に夏場は熱がこもって汗をかいてしまいます。
白無垢自体、着なれていない人には重く感じ肩が凝りやすいので、綿帽子をかぶって疲れてしまったという人もいるでしょう。
夏の挙式や外でのロケーション撮影は暑くて大変なので、季節を選んで着用することも大事です。
3.表情が見えにくい
綿帽子は顔まわりをすっぽり覆ってしまうので、かぶると表情が見えにくくなります。
角度によってはほとんど顔が見えなくなってしまい、写真やビデオを撮ってもうまく写らないということも。
顔が綿帽子の影になってしまい、表情が見えづらくて残念だったという声もあります。
挙式中の表情や、笑顔のシーンを記録に残したいという人は、綿帽子をかぶると顔が見えにくくなることを把握しておきましょう。
4.歩きにくくなる
綿帽子をかぶった際の歩きにくさも、注意すべき点です。
顔まで覆う綿帽子は、かぶると視界が狭くなります。
そのため足元が見えづらく、慣れない和装も相まって非常に歩きにくくなってしまうのです。
結婚式という特別な舞台で緊張しているなか、バランスを取りながら歩くのは大変ですので、そういった点も注意しておきましょう。
5.準備に時間がかかる
綿帽子をかぶると、かぶらない場合と比べてセットに時間がかかることがあります。
しっかり余裕を持って時間配分を組んでおかないと、撮影や結婚式の進行に影響が出ることも。
スケジュールがタイトになってしまうと、新郎新婦さまも焦ってしまいますよね。
リハーサルや打ち合わせ時に、時間の確認もしておくといいですよ。
綿帽子をかぶる際の注意点の解決策
綿帽子をかぶる際の注意点を5つ紹介しましたが、解決策もちゃんとあります!
それぞれの解決策はこちら。
綿帽子をかぶる際の注意点の解決策
- ヘアスタイルが隠れてしまう
- 暑さと重さ
- 表情が見えにくい
- 歩きにくくなる
- 準備に時間がかかる
初めて綿帽子をかぶることで心配な点もあるかもしれませんが、この解決策を読んで、しっかり対策すれば大丈夫です!
白無垢に綿帽子を合わせた伝統ある素敵な姿で、ウェディングを楽しんでくださいね。
1.ヘアスタイルが隠れてしまう:解決策
「ヘアスタイルが綿帽子で隠れてしまうのが気になる!」という方は、綿帽子を外した写真も撮影しましょう。
綿帽子をかぶったパターンと外したパターン、両方撮影すればきれいにセットしたヘアスタイルや髪飾りもしっかり写真に残せます。
シーンごとに綿帽子を使い分けることで、ヘアを活かすことができます。
「綿帽子をかぶりたい」という気持ちと、「ヘアスタイルにもこだわりたい」という両方の気持ちを大切にできますよ。
2.暑さと重さ:解決策
綿帽子の重さと暑さが心配だという方は、挙式や写真撮影の時に、短時間だけかぶるようにするといいでしょう。
時間を短縮すれば、重さや暑さによる負担は、ずいぶん楽になるはずです。
また、夏場に綿帽子をかぶる際の暑さ対策は、以下の5点がおすすめ。
- 【綿帽子をかぶる際の暑さ対策】
- 頭に冷却シートを貼る
- 日本髪のかつらは暑いので、洋髪スタイルにする
- 保冷材やひんやりする汗拭きシートを持っておく
- 冷却スプレーを着付けの際にかける
- 日陰や冷房のあるロケーションを選ぶ
何も対策をせずのぞむよりも、少しでも暑さ対策をしておけばずいぶん楽になりますよ。
3.表情が見えにくい:解決策
綿帽子をかぶって表情が見えにくくなったら、角度や位置を調節して顔を見せるように工夫できます。
事前にカメラマンと相談して、表情をしっかり見せるポージングを意識して撮影してもらいましょう。
せっかく白無垢に綿帽子という格式高い衣装を着ているので、「顔も写してもらいたい」と打ち合わせで伝えておくことが大切です。
後から写真を見返したとき満足できるように、表情も分かる素敵な写真を残したいですよね。
4.歩きにくくなる:解決策
綿帽子をかぶると視界が狭くなり歩きにくくなるので、事前に歩く練習をしておくと安心です。
慣れない白無垢を着ているだけでも動きにくいので、綿帽子で視界が狭まってしまうと歩きにくくなるのは当然のこと。
特に、階段や段差があるところでは介添えの方にサポートをお願いしておきましょう。
また、歩く際はペースを少しゆっくりにし、足元に注意を払って気をつけて歩いてくださいね。
5.準備に時間がかかる:解決策
綿帽子をかぶる際、準備に時間がかかるのが心配な方は、タイムスケジュールを事前にしっかり組んでおきましょう。
綿帽子をかぶるときの手順を、リハーサルで確認しておくと安心して本番にのぞめます。
プロのヘアメイクさんとも相談し、効率的なセット方法を打ち合わせで話し合っておくといいですよ。
特に、綿帽子をかぶった写真と脱いだ写真両方を希望している方は、スムーズに着脱できるよう準備しておきましょう。