子どもたちの夏休みも終わって、
やっと、わが子の相手やご飯作りに追われなくなりました。
少し時間が出来たので、
デジカメのメモリに撮りためたままだった、
夏休み中に撮った写真を振り返ってみました。
その中に１枚、私としては珍しく工夫して頑張ったよね。
というショットがありました。
それは、夏休み中に行ったとある展示会で、
「お手を触れないでください」
とあった展示物。
遠近法を使って、子どもがその展示物に手を乗せているように
撮影した１枚。
ふと、思いつきで取ったショットですが、
子どもには、「おぉ～！」と予想外に
面白がってもらえました。
遠近法を使うと、いろいろな面白写真が撮影できるんですよね。
こういうのって、高校生あたりがとっても得意そうな
イメージが私にはあります。
発想が縛られていなくて、どんどんアイデアを出していくパワーが
彼らにはあるように思うんですよね。
アイデア次第では、遠近法を使って面白写真だけでなく、
雰囲気のある写真も撮る事ができるようです。
ウェディングフォトでも、活用すると
ひと味もふた味も違った、個性的な写真が撮れるかもしれません。
もちろん徳島の阿部写真館では、
これまでに遠近法を利用したウェディングフォトを
撮影しています。
定番は、フレーム使いでしょうか。
絵画用の額縁の中に、
お二人が入るよう、カメラの近くに額縁をセット。
そこから離れた所で、お二人にはポーズを取っていただくんです。
背景は、海だったり、緑の木々だったり…。
どんな背景かで、イメージが随分と変わりますが、
絵画の中のお二人、といった写真になります。
似たような感じですが、
額縁ではなく指輪の中に人物が入るように
撮影するのも素敵ですよ。
ただ、額縁に比べると指輪は小さいので、
人物にピントを合わせるとかなりボヤけたリングとなります。
新郎（新婦）が手で作ったハート型の中に、
新婦（新郎）が入っている、
といった写真もウェディングフォトならではの
ポーズだと思います。
それから、遠近法で定番な面白ポーズ。
新婦が手前で、遠くに新郎。
そこで、新婦が新郎を手でつまみ上げているようなポーズ。
手のひらの上に新郎を乗せているようなポーズ。
などという、彼女と小さな彼、といったパターン。
もちろん、新郎新婦の立場が逆のパターンも。
小物を手前に置いて、人物が遠くでポーズ。
イニシャルなどの小物の上に乗っていたり、
そこから覗いているかのような写真が撮れますね。
帽子やかばん、靴などで撮っている写真も見た事あります。
お二人の好きなものや、趣味のものをつかってみると
個性の出る写真となるのかもしれません。
スマホの普及した最近ならではだと思うのが、
カメラから直接ではなく、スマホのカメラ越しの写真。
そしてオシャレだなぁと思ったのが、
水！？の入ったグラスを手前に、人物は遠くでスタンバイ。
グラスに逆さまに映り込んだ二人にピントを合わせて
撮影したもの。
ポーズをとる二人は、ピントの合っていないボヤけた感じで、
バックに写っているんです。
最後にご紹介するのは、難易度がとても高いですが、
日食リング。
新郎の手で日食をつまみ、新婦の薬指にはめようとしている…
と見える様に遠近法を利用したもの。
撮影できる時期や場所が限られていますが、
チャンスがあれば、ぜひチャレンジしたいです。
日食のリングなんて、ロマンチックじゃないですか？
徳島の阿部写真館では、定番のポーズから
お好きな小物などを持ち込んでいただいてのポーズ
アイデア次第での個性的なポーズまで、
お二人のご結婚を彩る素敵なウェディングフォトを
撮影させていただいています。
こんな写真を撮ってみたい！
というご希望は遠慮なくおっしゃって下さいね。
