5月の異名と言えば、広く知られているのは「皐月(さつき)」ですよね。
宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」に登場する
姉妹の名前の漢字も「五月」って知ってました?
姉のサツキも妹のメイも、5月生まれ。
だから、旧暦の名称と英語読みで、
どちらも「五月」なんですって。
何年経ってもトトロを探し続ける…
WEB担当の堤です♪
Wikipediaによると、サツキの由来は、田植えをする
早苗月・小苗月(さなへづき/読み同じ)が略されたものなんだそうです。
他にもツツジ科ツツジ属のサツキが、
この頃になると一斉に咲き揃うことから、
つけられた名前であるともいわれています。
でも、5月には皐月の花以外に花の名前がつけられた
異名があることをご存知ですか?
それは、今では5月5日の端午の節句の日によく見かける
「菖蒲(しょうぶ)」です。
菖蒲は、アヤメ科アヤメ(アイリス)属に分類されます。
カキツバタや、ハナショウブも同じ種です。
アヤメ全般の花言葉は、「よい便り」「メッセージ」「希望」。
ちなみに、カキツバタの花言葉は「幸せは必ずくる」。
ハナショウブは「うれしい知らせ」「優しい心」「優雅」だそうです。
花言葉でアヤメ科の花を選ぶなら、ジャーマンアイリスの
「燃える思い」「情熱」もいいかもしれませんね。
アヤメの花言葉である「よい便り」に「希望」。
これはもう、ウエディングに相応しい花!
であると言っても過言ではなさそうです。
結婚式と季節ごとの花は切り離すことができないぐらいです。
結婚記念の写真と共に、写っている花が記憶に残り続けます。
毎年の結婚記念日を、記念の花で飾ったり、プレゼントする…
そんなステキなお祝いの仕方もありますね。
そのショウブにあやかった行事があるのも、5月だけですね。
菖蒲の節句は、奈良時代の頃に中国から伝わった風習で、
元々は邪気を払うものであったとか。
今のように「尚武(武道を尊ぶ)・勝負」と「菖蒲」の音を掛け合わせて、
兜や鎧を飾るようになったのは、鎌倉時代からだと言われています。
男の子や子供たちだけでなく…
カップルにも5月はショウブ月となるかもしれませんよ。
結婚式も、ある意味では真剣勝負!
菖蒲にあやかって、希望の花を満開にしたいものです。
徳島の阿部写真館では、緑のロケーション撮影の申し込みがもっとも増える季節です。
晴れ渡った空の青と新緑のコントラストの下では、
ウエディングドレスの白が非常に綺麗に写ります。
加えて強い日差しに生地や髪が透けるので、
とってもエアリーな雰囲気が出せるんですよ。
自然とフォトウェディングがマッチしている瞬間はたまりません!
徳島には花菖蒲がきれいに咲いている公園も多いです。
住友菖蒲園や寺町公園の花菖蒲園などがあります。
5月から6月中旬ぐらいまでが見ごろじゃないでしょうか。
ロケーションフォト撮影には、もちろん天候も大事です。
オススメは梅雨入り前ですが、「うれしい知らせ」をお世話になった方に、
「希望」を多くの方に伝えられる結婚式を花菖蒲としてみたいですね。