こんにちは。阿部写真舘の阿部拓歩です。
まずは結婚決まっておめでとうございます。
今まで色々あった二人ですが、ようやく結婚というある意味では一つのゴールですね。
突然ですが、結婚指輪はお買いになりますか?買うとしたら何故でしょうか?
僕のリサーチでは、婚約指輪を買わない人はいますが
結婚指輪を買わない人はまだ見たことがありません。
もちろん僕も買いました。
そしてこれを書いている今もつけています。
なんだか窮屈だなぁ・・・。なんて思うので家に帰ったらすぐに外しています。
でも外ではつけています。
どれだけ窮屈だろうと「夫としての務め」の一つだろうという考えからです。
でね、指輪より写真が良いよと言いたいわけではないんです。
「結婚」という約束にはカタチがありませんよね。
ちょっとクサい事いいますと、人ってカタチがないと不安になると思うんですね。
付き合って初めての誕生日にプレゼントを贈って自分の気持ちを伝えましたよね?
カタチがないと不安だからこそ、人はプレゼントや結婚指輪というカタチあるモノに
自分達の気持ちを閉じ込めておくんですよね?・・・・・・多分。
その意味では指輪とは「約束の証」ですよね。
写真って何なんだろうと言う事を考えたときに、厳密には「写真=約束の証」ではない。
写真には今のあなたが残ります。
今日が過去になったときに「あの頃の私たちが残っている」のが写真です。
写真とはあの頃の私たちを思い出すためのスイッチ。
指輪とセットになって初めて意味があるものなんですね。
・・・・・長い人生です。
「初心忘れるべからず」なんて格言があるぐらいですから、
初心を忘れることもきっとあるでしょう。
そんな時こそ写真の出番。
奥さんやダンナさんとケンカした時でも写真を見れば
きっと初心を思い出せるお手伝いができると思うのです。
写真には今の幸せなあなたが写ってますからね。
問題はね・・・・・・・・・・
指輪は買い直せるけど、写真は撮り直せないんです。